「火災」とか「火事」とかというと、一般的には建物が燃えたり、家やオフィスのなかの家財や什器備品が燃えたりすること、というイメージがあります。
実は恥ずかしながら私は子どものころ、コンセントに二つの金具を差し、その間にシャープペンシルの芯を横たえるという危ない実験をしました。何が起こったかというと、火花が飛び散り、混戦と周囲は黒焦げになりました。幸い、シャープペンシルの芯はその衝撃で折れてしまい、大事には至りませんでした。
さて、この黒く焦げたコンセントや壁は、火災保険の対象となるのでしょうか。
案外細かく考えることのない「火災」というものの定義について考えて見ました。